今回はダイソーから新発売された「エアーポンプ(強弱切替可能、ホース・ストーン付)」を初心者の方にもわかるように徹底解説します。
結論を先に言うと、このエアーポンプは、かなりお買い得な商品です。今まで、メーカーのエアーポンプ使っていましたが、もし、そちらを買う前にこちらの商品が売っていれば、間違いなくこちらを買っていました。それほどまでに、この商品の魅力的なメリットが11こありました。
用途
エアーポンプは、いわゆるブクブクです。ばけつなどに装着し、チューブの先から空気を送ることで、アジなどの生き餌を長時間活かしておく釣具になります。特に、青物の飲ませ釣りや、アオリイカのヤエン釣りの方が使用しています。
特徴
価格
価格は700円(税込770円)です。釣具屋さんで一番安いエアーポンプは1000円です。この1000円のエアーポンプは、様々な機能がついておらず、ただ空気を送るだけのもので1000円です。一方で、ダイソーエアーポンプは700円という価格にも関わらず、様々な機能が付いています。
強モード/弱モードの切り替え
この切り替えできるタイプのものは、一般的には、価格が高いエアーポンプについている機能です。
ダイソーのエアーポンプは、弱モード0.7L/分、強モード約1.0L/分空気が出ます。
強弱の切り替えの目安は、弱モードの0.7Lは30L以下の水量、強モードの1.0Lは40L以下の水量で使用します。
なんとなく強弱を切り替えて使用してる方が多いので、参考にして下さい。
ちなみに、ダイソーから3種類のばけつが発売されています。一番大きいばけつでも7Lです。そのバケツを徹底解説した動画は概要欄からご覧いただけますので、そちらもご覧ください。また、ダイソーのバッカンは15Lなので弱モードで十分ですね。
また、アオリイカをアジで釣るヤエンをされる方や、ブリやサワラの青物をアジを泳がせて釣る飲ませ釣りをされる方は、第一精工のアジばけつ(写真をだす)を使っている方が多いです。
この第一精工のアジばけつの中で、一番大きい24リッターでも、エアーポンプの設定は弱で大丈夫です。
ただ、注意点があります。
夏場に多くの魚を入れていると
海水の酸素の量である、溶存酸素量が低下する可能性があります。そうなると生き餌の元気がなくなってしまいます。その時は、弱モードから強モードへ変更して使用してください。
付属品が充実
本体に装着するホースと、その先に装着するブクブクがでるストーンも付属しています
1000円の安い製品だとこの2つがついていなかったり、ストーンがなくて、チューブだけのものもあります。4000円以上の高いものだと、この2つがついていることが一般的です。 ホースの長さは100cmです。
通常、エアーポンプは、活かしバケツやバッカンのすぐ横に引っ掛けて設置するか、収納ポケットにいれて使います。なので、100cmもあれば十分な長さです。
ストーンの機能は、チューブからでる空気を細かくするのと、チューブの先端が底になるようにオモリになります。
なので、今回の製品は700円という価格設定でこの2つをつけてきたのは非常に安いと思います。
本体の材質
ABS樹脂はプラスチックの一種です。ABS樹脂は一般的なプラスチックに比べると、高い耐衝撃性を持っています。釣具屋の1000~1500円のエアーポンプはプラスチックで作られているものが多く、ぶつけたり落としたりすると割れて壊れるものが多いです。そのため、今回の商品は日常使いで安心感があります。
一方で、耐熱性に関しては注意が必要です。
ABS樹脂の耐熱温度は、70~100℃です。
ペットポトルは85℃、一般的な電子レンジ対応のプラスチックは80〜120℃です。
他の耐熱性のあるプラスチック比べて少しだけ熱に弱いです。そのため、直射日光を長時間浴びることにより、高温になって容器が一時的に柔らかくなったり、溶けたりする可能性があります。また、本体のカラーも黒なので、より光を吸収し高温になりやすいです。これは、ダイソーのエアーポンプに限ったことではないです。例えば、エアーポンプの2大メーカーの富士灯器やハピソンというメーカーがあります。このメーカーの4000円以上のハイスペックの商品はABS樹脂なので、この高温には注意して使用する必要があります。
使用電池
このエアーポンプは、単一乾電池1本(別売り)が必要です。これはダイソーで1本100円で購入できます。エアーポンプは単一電池を2個入れて動かす製品もあるなか、1個で動くメリットは、1個で弱モードで40時間持ち、商品がコンパクトで、軽量になるからです。また、電池は自然と放電して劣化していきます。長期間使用しなかったら電池が劣化してて、すぐに交換しないといけないことがあります。2個だと200円かかりますが、1個だと、100円に済ますことができるのも良いです。
最近、バッテリータイプのエアーポンプもアマゾンで発売されてきています。正直、バッテリータイプは電池が切れたときに充電しないといけないので、充電中に生餌が死ぬ可能性があります。また、充電しながらモバイルバッテリーを接続する方法もありますが、モバイルバッテリーと接続している接続部は防水ではないので、漏電のリスクがあります。防水性が無いエアーポンプを使っていて、海水で錆びて故障して買い換えた方も多いのではないでしょうか。乾電池式であれば、電池が切れたら電池を変えるだけでよいですし、防水性があるのは非常に大きなメリットです。
持ち時間比較
今回は富士灯器FP2000とダイソーエアーポンプを比較します。
FP2000は、単一電池2個です。弱モードの電池の持ち時間は約 65時間です。(送風量約 0.9リットル / 分)
ダイソーエアーポンプは、単一電池が1個です。弱モードの電池の持ち時間は約 40時間です。(送風量約 0.7リットル / 分)
0.5Lあれば、30L以下のばけつの溶存酸素量を維持できるので、ダイソーエアーポンプは送風量を抑えつつ電池の持ちを伸ばしているため、かなり、コスパが良いと言えます。
クリップ付き
バッカンや吸い込みバケツなどに固定することができるクリップが付いています。
製品サイズ
本体サイズは幅8.1cm×奥行き5.3cm×高さ9.8cm
とメーカーの物と比べるとかなりコンパクトです。このコンパクトの理由は、単一電池が一個で駆動するためです。
充実した防水機能
エアーポンプの防水性を持たすために必要な箇所は4か所あります。
1つはスイッチです。この商品はスイッチに透明のカバーがついていて水が入らない設計になっています。
2つめが本体の結合部です。内部が分解できないように接着されています。
3つめが電池カバーの部分です。電池カバーは開閉式になっており、ゴムカバーがついているので水の侵入を防止してくれます。
そして、4つめが吸気部分です。吸気部は少し複雑な作りになっています。エアーポンプは内部にモーターがあります。モーターが回転して、吸気部から空気を吸って、排気部から空気を送ります。排気部はブクブクの泡がでるところですが、吸気部は空気を吸う必要があり、この部分から水が入るリスクがあります。
高いエアーポンプには、吸気部には水を通さない疎水膜を採用しています。疎水膜は簡単に言うと、レインコートです。外部からの雨は防ぐが、空気を通す膜になります。メーカーエアーポンプで防水性をうたっている商品には、この疎水膜を使っていてIPX6の等級を得ています。
一方でダイソーエアーポンプは、この吸気部には疎水膜ではなく不織布のような素材で見た目は網状のカバーがついており、ほこりは一切通さず空気を通す設計になっているため、IPX4という等級です。IPX4とIPX6ともにあらゆる方向から水をかけても、内部に水が入らないです。違いは水量の強さです。IPX6は強い水流に耐えることができます。
ダイソー商品はIPX4で、強い水流があれば浸水してしまいます。しかし、ダイソーエアーポンプは吸気をクリップの内側につけたことは大きなメリットです。それは本体をクリップでバケツなどに装着するので横から水が入りにくい設計になっています。つまり、水流による影響を受けない設計です。IPXの等級試験では、商品単体で実験するため、保護等級が少なくてもクリップ内部に吸気を付ければIPX4以上の防水性を手に入れることができます。開発者はかなり考えてこの部位に吸気を作ったと思います。
ちなみに、以前COBライトの耐水性の実験も行った動画を行いました。COBライトの等級はIPX3です。今回の商品はそれを上回る性能です。
ダイヤフラム式
この商品の内部にはモーターがあります。そのモーターにより空気を送り出します。モーターの仕組みは、ダイヤフラムと呼ばれる膜と2つの弁で作られています。
簡単に言うと、モーター部に異物混入のリスクが少なくシンプルな構造となっています。
これは、メーカーの物と同じ構造になっていまるので、安心です。
静音性
商品パッケージに記載は一切ないですが、静音性が高いです。
静音性に関しては動画で聞き比べが出来ます。
モーター寿命
約500時間です。これはメーカーものは約1000時間のことが多く、半分の寿命しかないです。
ダイソーは700円、メーカーのものだと4000円位です。
故障したら買いなおすほうがコスパは高そうですね。
使い方によっては、この時間以下や以上の場合もあります。
これから実際に使用してみて、耐久性をみていくしかないです。
注意点
・充電式電池は使用しないでください
・直射日光の炎天下では柔らかくなったり溶ける可能性があるので置かない
まとめ
700円でこの機能性は買いです。



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